地球の約7割を占める海が題材。
環境と調和した海洋生物資源の利用を探る。
学科ニュース(新着)
◆平成27年度海洋生物科学科 卒業研究発表会(2016/2/22-23)
◆大学祭 海洋生物科学科展示(2015/10/17-18)
◆南教授と大学院生黒瀬君の研究が日本経済新聞に紹介(2015/10/07)
◆新任教員 高田浩二教授
学科の学び

海の環境と社会との共存に取り組む
海の生物と環境について学び、豊かな海の環境とわたしたちの暮らしが共存する道を探ります。生命を育む豊かで美しい海は地球の財産。人類が共存していくために、海の恵みの利用は欠かせません。海洋生物科学科では、環境の保全と海洋生物資源の利用を両立させて取り組んでいける人材を育成します。
海洋生物科学科では、海洋生物を「育てる」「守 る」「探る」「利用する」の4つの視点から捉えた教育、研究を行ってきました。これらの視点を具体的に進路に結び付けられるように、 コース制を導入しています。コースは 「資源利用育成コース」 「フィールド生態環境コース」「アクアリウム科学コース」の3つに加え、平成25年度から「水産食品科学コース」を新設しました。 各コースごとに特色あるカリキュラムを学ぶことができます。
学科の特徴

Point1フィールドで学ぶ
因島キャンパスの目の前に広がる砂浜や岩礁域でさまざまな海洋生物の採集や観察を行います。また、実習船「第二爽風丸」をもちいて、因島の周辺海域で海洋環境の計測や仔稚魚の採集などを行います。実際に野外で生きた生物を観察して得られる経験ならではの感動を味わうことができます。

Point2水族館で学ぶ
平成21年度にリニューアルした附属水族館にある実験水槽やバックヤード設備をさまざまな研究に活用します。海洋生物の未解明の生態を飼育条件下で明らかにすることや、利用価値の高い水生観賞生物の飼育と繁殖技術の確立、感染症に対する治療法やその防疫に関する研究などに取り組みます。

Point3学外施設で学ぶ
近隣の水産養殖場や食品加工場、水族館、博物館施設と連携して研究や学習を行います。こうした現場での作業を見学することで、大学で学んだ知識がどのように社会で活かされているのかを学びます。